水虫(水虫の原因)の発見者は?
発見者は日本人、太田正雄
白癬菌の発見者:太田正雄
画像:wikipediaより
世界に先駆けて水虫の原因である白癬菌を発見したのは日本人。太田正雄(1885年~1945年)という医学者でした。
白癬菌を含む真菌の研究だけでも、フランス語16篇、ドイツ語5篇、英語2篇の合計23篇の論文を書いています。
東京大学医学部を卒業後、フランスに留学して真菌学を学び、東大医学部皮膚科教授に就任。東大を含む4つの大学で教授を歴任した非常に有能な医学者でした。
その業績を認められ、フランス政府から名誉勲章を贈られています。
木下 杢太郎(きのした もくたろう)として詩人、作家、翻訳家としても活躍するなど、才能豊かな人でした。
静岡県伊東市には木下杢太郎記念館があり、研究道具や詩などが展示されています。