家族への水虫感染防止
感染防止はお風呂の足ふきマット
タオルがお勧め
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2000円程度
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水虫は治療さえ行っていれば、そう簡単に家族にうつるものではないのですが、お風呂の足ふきマット(バスマット)は要注意です。足ふきマットは常に十分な水分を含んでおり、足の古い皮膚もつくので、白癬菌が生存できる環境が整っています。足ふきマットだけは家族と水虫患者では別のものを使用しましょう。
水虫患者の使用後は毎日取り替えるべきなので、タオルで代用すると良いでしょう。使用した足ふきマット(タオル)はほかの洗濯物と一緒に洗っても大丈夫です。洗濯洗剤は体を洗う石鹸と異なり、かなり強力ですから。
洗濯洗剤で洗い、乾燥させたものであれば水虫が感染することはありません。
タオルも除菌効果があるタオルを使用するとなお安心です。
抗菌効果のある足拭きマットというのもありますが、手軽さ、洗濯の簡単さからタオルの使用をおすすめします。
そう簡単にはうつりません
水虫をうつしたく無い、うつされたくないためにいろいろ考え、やりすぎてしまうことが多いです。しかし、水虫は一定の条件がそろわないと感染・発症はしません。なので一緒に生活したからといってそれほど心配することはありません。
やりすぎの例として
- 患者に室内でも靴下を履かせる
- 洗濯物を別にする
などがあります。とくに室内での靴下は意味が無いばかりか治療の妨げになるのでやめましょう。
室内でも靴下を履いてしまうと足の湿度が高く保たれ、原因菌である白雑菌が増えやすい環境になり、水虫の治療を妨げてしまいます。
お風呂で足を清潔にし、毎日水虫薬を塗っているなら、室内を裸足で歩いても問題ありません。
治療に時間がかかるのは白癬菌が皮膚の内部にまでいるからで、洗浄し薬が塗られていれば表面は気にすることはありません。触れても薬が付いているわけですし。
また、白癬菌が足に触れたとしても、十分な湿度・水分が無ければ感染はしません。もちろん、家族の方もお風呂で足は洗いましょうね。家族の方が使用するのは普通の石鹸でかまいません。毎日洗っていれば例え白癬菌が付着してもまず大丈夫です。
上述のとおり、洗濯洗剤で洗ったものから感染することはありませんので、洗濯物を別にする必要はありません。