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水虫のタイプ(種類)

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足の水虫の種類は3タイプ

手足で白癬菌が増殖して発症するのが水虫、太股の内側や陰部で発症したもの陰金(インキン)、頭で発症したものは白雲(シラクモ)と呼ばれます。それら以外の皮膚で発症したものが田虫(タムシ)です。

これら白癬菌により引き起こされる水虫以外の病気については、水虫以外の白癬菌の病気で解説しています。

ここでは手足に起こる症状、水虫についてです。

水虫は大きく3つのタイプに分類されます。

それぞれの水虫の特徴を以下に解説します。

また、どのタイプの水虫にもクリームタイプの水虫薬で対応できます。(爪水虫は例外で、病院で薬を処方してもらう必要があります)

小水疱型の水虫

土踏まず、足の縁、足の付け根、高いところではくるぶし周辺などに粟粒のような水疱ができる症状です。

複数できることが多いですが、1つだけできることもあります。水泡の周辺は少し赤なることが多いです。

水疱は時間が経つと破れ、周辺の皮がむけます。

水泡の膨らみにより神経が刺激されるため、強いかゆみがでやすいです。

趾間型 趾間びらん型の水虫

趾間型水虫の写真

趾間型水虫

画像引用:wikipedia

足の指(足趾)の間にできる、水虫の中で最も多いタイプ。

足の指の間の皮膚がじくじくし、白くふやけたようになり、赤くただれてきます。この赤いただれた面をびらん面と呼びます。

かゆみがあるとかきむしりたくなりますが、かいたり皮をむいたりすると、その部分に深い亀裂ができ、そこから菌が入る恐れがあります。

傷口から菌が進入すると、より危険な病気に感染することがあるので、かゆみを抑える薬を使用しましょう。

角質増殖型

足の裏全体に白癬菌が増殖して、皮膚表面にある層、角質層が硬く厚くなる症状です。

特徴として、このタイプの水虫にはかゆみなどの症状はありません。また治癒が困難な症状です。

長く水虫と共存した結果、この角質増殖型に進行することが多いです。

一般に爪水虫と呼ばれる、「爪白癬」を併発するケースも多くみられます。爪白癬は爪の中に白癬菌が入り込み、爪が白や黄色に濁って厚くなる症状です。表面に凹凸が現れることもあります。

爪白癬は市販薬での治療は困難なので、病院で飲み薬を処方してもらう必要があります。

角質増殖型、爪白癬になる前に、できるだけ早い段階で治療を開始しましょう。

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