ホームへ

水虫の治療期間

広告

まずは症状が治まってから

当然ではありますが、まずは水虫の症状が治まるまで薬を塗り続けなければいけません。そしてこの期間は症状のひどさ、新陳代謝の速度などで異なるため個人差が大きいです。そのためどのくらいで症状が治まるのかというのはお答えすることができません。

1ヶ月以内に治るのウソ

2週間ほどで見た目の症状が治まることはあります。しかしそれは完治したわけではありません。

古い皮膚が新しいものと完全に変わるターンオーバーには約1ヶ月かかります。水虫の原因、白癬菌はカビの一種で皮膚の奥深くまで伸びています。なのでこのターンオーバーを終えるまでは絶対に完治はできません。たとえ表面の菌を殺したとしても伸びた菌糸が残っています。

あせらず治療を続けましょう。

症状が治まってからが本番

症状が治まってからが水虫治療の本番です。ここであせると延々と再発を繰り返し、かえって治療期間が長引いてしまいます。よく症状が治まってから1ヶ月といいますが、それを信じた私は延々と再発を繰り返しました。あれは水虫薬を売り続けるための偽情報なのではと疑ってしまいます・・(^^;)。

最低でも3ヶ月

どんなに短くとも、症状が無くなってから3ヶ月は塗り続けましょう。症状が無いとは水虫の痕跡が見られない状態です。

3ヶ月というのは一つの季節が変わる期間です。ある時期に水虫の症状が現れたからには、その季節の生活スタイルが白癬菌の増殖に適していたということです。なのでその季節が完全に終わるまでは治療を続けましょう。

また、3ヶ月間塗り続けるとほぼ白癬菌は死滅するといわれています

通常は冬になると症状が治まりやすいので、冬になると3ヵ月を待たずに治療をやめてしまう人が多いです。しかしここで気を抜かず治療を継続しましょう。3ヵ月未満で治療をやめると、潜んでいた白癬菌が春過ぎから活発になりまた症状が出てきます。

3ヶ月は絶対です

私は症状が無くなってからも使用を継続することで無事完治し、再発もしていません。

水虫薬を使用しているのに悪化したら

この場合、水虫以外の病気である可能性が非常に高いです。薬の有効成分比較で紹介している、ラノコナゾール、テルビナフィン、ブテナフィン、アモロルフィンのどれかを含む薬を使用しているなら白癬菌は死滅します。これらの成分は医療機関でも処方されるものなので病院で処方されるものと変わりはありません。

足の皮膚病の7割は水虫、3割は別の皮膚病といわれます。3ヶ月治療を継続しても症状が改善されないなら別の皮膚病の可能性が高いです。

治療継続中で、症状が一度消えたのにまた水疱、湿疹などが出てきた場合、これは薬に対して炎症反応を起こしている可能性もあります。このような場合はいったん水虫薬の使用を中止しましょう。

ページトップに