おすすめ水虫薬の比較ランキングと選び方
おすすめの水虫薬
以下にお勧めの水虫薬を紹介します。(比較はクリームタイプのみです。理由は水虫薬のタイプをご覧ください。)
また、水虫薬はある程度の量を継続使用することが重要なので、購入の際は4~5本程度まとめ買いしましょう。(詳細は薬を塗る量、治療の継続期間をご覧ください。)
*2016年1月、ランキング更新
*価格は調査時に最安値だったAmazonの情報をもとにしています。
第一位:ラマストンMX2 クリーム 17g
ラマストンMX2 17g
¥1220から
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第三世代有効成分を使いながら驚きのコストパフォーマンス
有効成分に塩酸ブテナフィンを配合した水虫の薬です。塩酸ブテナフィンの濃度は1%と十分、量は17gと通常より若干多い(普通は10g~15g)のに、1200円程度と他よりも安いです。
多くの場合、安い薬は聞いたことの無いメーカーで不安がありますが、このラマストンMX2は象のマーク(サトちゃん)でおなじみの佐藤製薬なので安心です。
塗り心地はダマリングランデには劣りますが、決して悪くありません。塗った後すぐに、サラサラしてきます。
かゆみ止め成分である、dl-カンフルとリドカインが配合されおり、低価格ながらも隙の無い構成です。
絶対にお勧めの薬です。
第二位:ダマリン グランデ クリーム 15g
ダマリングランデX 15g
¥1460から
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有効成分、価格に文句なし。塗り心地はトップで即サラサラ
何よりも塗り心地が最高です。
現在はクリームも塗った後にべたつかない物が増えてきました。しかしその中でも塗り比べたところ、ダマリングランデが一番塗り心地がよく、サラッとしているように感じました。
有効成分には塩酸テルビナフィンを1%使用。量は一般的な15g。かゆみ止めや使用感に力を入れた水虫薬です。
リドカインが患部のかゆみや痛みなどの不快な症状をしずめ、グリチルリチン酸ニカリウムが皮膚の炎症を改善。L-メントールが患部のかゆみをやわらげ、清涼感を与えます。
塗った後がとても気持ちいいので、これに慣れるともうべたっとしたクリームや軟膏には戻れないです
第三位:ピロエースZクリーム 15g
ピロエースZクリーム 15g
¥1700から
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最強のラノコナゾール使用
MICが最も低い、ラノコナゾール配合の医薬品です。
ラノコナゾール配合医薬品は、以前は第一類医薬品だったので入手に手間がかかりました。しかし、2011年の改正で第二類に分類され、ほかの水虫薬と同様に簡単に購入できるようになりました。
塗り心地も悪くないです。
市販薬としては最も効果が高いラノコナゾールを配合しているというのが特徴です。
かゆみ止めのクロタミトン、清涼感を与えるl-メントール、二次感染を敷設イソプロピルメチルフェノール、抗炎症作用のあるグリチルレチン酸など、殺真菌成分以外の成分も標準的です。
最強のラノコナゾールを使用したい場合はこのピロエースがおすすめです。
第四位:ウィンダム 15g
ウィンダム 15g
よけいな成分がない安心感+最強のラノコナゾール使用
現在ネット販売されていないのですが、特徴的な薬なのでご紹介します。
MICが最も低い、ラノコナゾール配合の医薬品です。
ラノコナゾール配合医薬品は、以前は第一類医薬品だったので入手に手間がかかりました。しかし、2011年の改正で第二類に分類され、ほかの水虫薬と同様に簡単に購入できるようになりました。
塗ってしばらくすればさらっとしてくるので、塗り心地も悪くないです。
市販薬としては最も効果が高いラノコナゾールを配合している、他の成分を使用していないというのが特徴です。
2011年の改正以降、ラノコナゾール配合の医薬品はウィンダム以外にも出てきましたが、それらにはかゆみ止めや爽快感を感じるメントールなどが配合されています。悪いことではないのですが、それらの成分は治療には直接は関与しません。皮膚への安全性を考えたい場合は余計な成分が含まれていないものを選んだほうが良いです。
病院で処方される薬はこのウィンダムのように、有効成分以外のものを含まないことが多いです。
逆に、かゆみをすぐに止めたい、という人にはおすすめできないともいえますね。
皮膚が弱いと感じている方は他の成分を含まないウィンダムがおすすめです。涼しく感じるメントールが不快だという人にもいいですね。
第五位:ブテナロックVα
ブテナロックVα 15g
¥1,450から
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価格も成分も悪くない。おしい
塩酸ブテナフィンを使用した水虫薬。かゆみ止めの成分にも力を入れています。
- 量が15gで第一位の薬に価格と量で劣る
- 同じくかゆみ止めに力を入れる,第二位のダマリン グランデ 15gに価格で劣る
という点が残念でしたが、とてもいい薬です。
Vのころは「5つの成分」、Vαとなって「7つの成分を含む」というのを売りにしていますが、水虫の治療に効果を発揮しているのはそのうちの塩酸ブテナフィンのみです。
使用感はかなりいいほうですが、ダマリングランデのほうが若干優れています。
水虫薬比較のポイント
比較のポイントは以下の4点です。
- 効果の高い有効成分が使われていること
- 有効成分の濃度が1%あること
- 薬の量が多いこと
- 価格がお手ごろなこと
有効成分については「薬の有効成分比較」で解説していますが、ラノコナゾール、塩酸テルビナフィン、塩酸ブテナフィン、塩酸アモロルフィンのどれかです。そしてこれらが1%含まれていればどれも効果に差はありません。
量と価格ですが、15gの水虫薬が多いですが、中には10gしかないもの、もしくは15gより多いものがあります。10g、15g、それ以上、どれも価格に差がほとんどありません。それならできるだけ多い物を選んだほうがお得です。
特定の薬局でしか購入できないようなものもあります。水虫薬はある程度の期間使用し続けなければいけないので、簡単に続けて購入できることも大事なポイントです。
それ以外に、塗り心地がさらっとしている、かゆみ止めが入っているなど、薬の使い心地に差があります。
おすすめから外れた水虫薬
ラミシール プラスクリーム10g
ラミシールプラス 10g
¥1,393から
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少ないのに高い・・・・
塩酸テルビナフィンを使用した水虫薬。量が10gしかなく、塩酸テルビナフィンの濃度は1%とほかと同じ。なのに価格は1000円を超えます。お買い得感がまったくありません。
10gなら800円以下にならないと他と勝負できません。
その他
ラノコナゾール、塩酸テルビナフィン、塩酸ブテナフィン、塩酸アモロルフィンを使用していない水虫薬、特定の販売店でしか購入できない水虫薬は対象からはずしました。
買わないほうが良い水虫薬
ピポンエースV
ピポンエースV 30g
塩酸ブテナフィンを1%使用した水虫薬。30gで1500円程度とダントツの安さ。
しかし塗り心地は最悪。べたつき・ぬるぬる感が強く使用感がとても悪いです。
その上クリームがチューブ内で分離して、硬いクリームと液体が別れて出てくることもしょっちゅう。
安すぎるものには注意!
安くて量が多いというのは重要ですが、ピポンエースに限らず、安すぎると粗悪品であるということもあります。注意しましょう。
上記の「おすすめの水虫薬」と「おすすめから外れた水虫薬」はすべて私が使用したうえで、感想を書いています。